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歩行時の痛み

「歩くと膝や足が痛む」「階段の上り下りがつらい」「長く歩くと足がしびれる」
このような歩行時の痛みは、日常生活を大きく制限してしまう辛い症状です。

年齢や体型、運動習慣、仕事や部活動による負荷など、さまざまな要因で関節や筋肉、神経にトラブルが起こることが原因です。

たか整形外科クリニックでは、歩行時の痛みを専門的に診断し、原因に合わせた治療を行っています。
「年のせいかな…」とあきらめず、ぜひ一度ご相談ください。

歩行時の痛みの原因

歩くと痛い、という症状の裏には、さまざまな整形外科的疾患が隠れていることがあります。
特に、痛みの出る場所やタイミングが重要な手がかりになります。

よくある原因

  1. 変形性膝関節症
     膝の軟骨がすり減って痛みや腫れを引き起こす加齢性疾患です。階段や立ち上がり動作で強く痛むのが特徴です。

  2. 変形性股関節症
     股関節の軟骨がすり減り、歩くと鼠径部(脚の付け根)が痛むことがあります。女性に多く見られます。

  3. 足底腱膜炎
     かかとから土踏まずの部分にかけて痛みが出ます。特に朝の一歩目に強く痛むのが特徴です。

  4. 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
     腰の神経の通り道が狭くなり、歩くと足がしびれて休まないと歩けないという症状が出ます(間欠性跛行)。

  5. 関節リウマチ
     免疫異常で関節が炎症を起こす病気で、朝のこわばりと関節の腫れが特徴です。足の指や手の指から始まることが多いです。

  6. 足関節のねんざ後遺症・外反母趾
     足の形やバランスの崩れが原因で、歩行時に痛みが出やすくなります。

歩行時の痛みから考えられる主な病気

症状の部位 疑われる疾患例 特徴的な症状
変形性膝関節症、半月板損傷 階段や立ち上がりで痛む、歩行困難
股関節 変形性股関節症、大腿骨頭壊死 鼠径部や太ももの痛み、動きの制限
足の裏 足底腱膜炎、扁平足、モートン病 朝の一歩目が痛い、長時間歩行で足裏にしびれ
腰~足全体 脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア 歩くと足にしびれや脱力、休むと楽になる(間欠性跛行)
足関節・足指 外反母趾、ねんざ後遺症、リウマチ性変形 歩くと痛む、靴が当たって痛む、見た目の変形

当院で行う検査と治療

歩行時の痛みの診断では、痛みの部位・時間帯・動作との関連性などを丁寧に確認することが大切です。

検査内容

  • 問診(どの動作で痛むか、しびれの有無、過去のケガなど)

  • レントゲン検査(関節や骨の変形確認)

  • 超音波検査(炎症・腫れの有無や靱帯の状態)

  • 必要に応じてMRI検査や血液検査(リウマチの評価など)

治療方法

  • 内服薬・外用薬(痛み・炎症のコントロール)

  • 関節注射(ヒアルロン酸や炎症抑制薬)

  • リハビリテーション(歩き方の指導、筋力トレーニング)

  • 物理療法(電気・温熱・超音波)

  • 足底板(インソール)や靴のアドバイス

当院では**保存療法を中心に、症状の程度に応じた治療計画を立てていきます。**手術が必要なケースには連携する医療機関をご紹介します。

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